CO-REHA STAFF





諏訪湖リハビリテーション研究会

代 表 : 舟 波 真 一(ふなみ しんいち)

   
あいさつ 

 はじめまして!このたび,長野県の南信地区に本格的リハビリテーション組織,諏訪湖リハビリテーション研究会を立ち上げました. 愛称は湖リハ(コ・リハ)です.

 諏訪湖の湖(コ)をもらって,命名しました.ローマ字表記ではSUWAKOですが,あえてSUWACOと表記します.それは,CO-とは共同,共通,相互,同等という意味があり,諏訪湖と共に,リハビリテーションと共に,治療と共に,仲間と共に,皆様と共に,という私の想いや願いにぴったりだったからです…

 我々の治療というものは,西洋医学がベースとなっていますが,東洋医学にもすばらしい知見があります.目の前で変化を認めることができたら,まず疑ったり,否定するのではなく,その変化に真摯でありたいと思っています.治療は,多種の思考の混淆体であり,そこには未知の可能性があります.

 残念ながら,いまのリハビリテーションにはその柔軟さは失われているのではないかと感じています.EBMという厳密さへのあこがれに縛られ,対象を自在に見つめる眼差しは曇ってしまいました.リアリティを,利権に縛られた人間の都合で分裂させ,その一つ一つのかけらのなかで事象を因果的に説明し尽くす方法論が急速に浸透していきました.狭い境界を設定し,その内だけでソフィスティケーション(複雑化・屁理屈)を計ろうとする専門化が理学療法の歴史そのものになりつつあり,閉塞に至ろうとしています.

 日本の理学療法士・作業療法士の養成がはじまって2013年で50年の節目,半世紀経った今,PTの免許取得者は11万人となり,毎年1万人も輩出する職域となっています.「リハビリテーションの指示は医療行為ではない」という解釈が組織の力によって押しつけられており,看護師からの指示箋が届く日もそう遠くないのかもしれません.

 これまでの,既成の概念を解体していかなければ,淘汰される時代となってきています.しかし,20~30代のセラピストも増え,いま,種々の領域で独自に活動をはじめている人達も多くなってきました.若い治療家たちには,すでにまったくあたらしいパースペクティブ(展望・眺望)がひらけているはずです.

 共に,私たちを必要としているすべての人達に対し,真摯に向き合っていきませんか?