膝を解剖学で捉える。

臨床で、膝の疼痛や不安定感を訴える方が多いと思われます。

膝に対して、

1.関節の適合性

2.全身の衝撃干渉機能

という点で捉えていくと治療展開がスマートになります。

(是非、ここからお手持ちの解剖学所をご参照ください。)

関節の適合性という点で見た際には膝関節は不安定感です。

膝関節では周囲の結合組織によって、関節を安定させる部分が股関節や距腿関節に比べ強いようです。

結合組織が緩み適合性が悪く、不安定性が強くなった際には、側方動揺を動的要素を筋によって制御してきます。この際、緊張が高まりやすいのが、腓腹筋内側頭や大腿二頭筋短頭、膝窩筋です。

これらの筋を相手にしていて、うまくいかなかった経験ありませんか?

歩行や動作に必要があって、上がった筋緊張をとってしまったら動けません。しかも、これによって緊張が変わってもすぐに戻ってしまいます。

では、どうするか一つの案として

大腿骨と脛骨の関節面には半月板があります。この組織は膝関節の適合性を考えた際には重要な組織の一つです。

膝の関節面が屈曲伸展・回旋に対して、適切に関節面の適合を補助しています。

内側と外側の半月板の構造は大きく違います。

外側半月板は脛骨の上端の骨構造とLCLが付着しないことから割と自由に振舞います。

対して、内側半月板はしっかりとMCLが付着し、脛骨上端もお椀状であることから適合するためには筋のお手伝いが必要です。


さて、その筋とは…

半膜様筋です!!この筋が適切に収縮することは膝関節が振舞う上で大事です。この筋が働くことによって、膝の適合性が変化してきます。では、半膜様筋が働くにはどうしようか?

これはいくつか、要因があるかと思いますが私は仙腸関節が前傾することがハムストリングスの収縮には重要だなと臨床上感じています。

なので。膝の疼痛訴えある場合には仙腸関節の評価が大事かなっと。くわえて、膝周囲の靭帯や結合組織(膝蓋上嚢や滑液包)を評価して、関節の適合性をチェックし治療していきます。

ですが、実は関節の適合性という部分だとなかなかうまくいかないことが多いのが実際です。

では、ここで出てくるのが、全身の衝撃干渉機能です。膝の疼痛がある人の腰痛保有率って高くないですか?腰触ってたら意外にいいなんてこと多くないですか?

実は理由があります。その点に関してはまたいつか。

今後のセミナー、お楽しみに。でわでわ