股関節の評価

股関節は寛骨臼と大腿骨頭によって形成される球関節です。

 

肩関節に比較して骨の支持が強いので関節の安定性は高いんですが、臨床的にはまぁまぁ問題となっていることがあります。

 

多くは安定性の低い、前方や外側への骨頭の偏移している場合があります。

 

そういった場合、鼠径部や大腿外側(大腿筋膜張筋)の痛みとして訴えがあります。

 

股関節については問題がある場合にはほぼ必ずと言っていいほど仙腸関節の圧縮があります。

 

なので評価としては、

 

1.仙腸関節の硬度を評価

 

2.パトリックテストや屈曲のつまり感を評価

 

3.股関節の前面や外側から大腿骨頭位置を予測して触診する(これが肝です。)

 

4.腸腰筋の筋緊張をチェックします。(大腿骨頭の安定には非常に関与が強いです。)

これらの評価で大腿骨頭をどうしていくか考えていきます。

 

多くの場合は

仙腸関節→大腿骨頭 でいい感じに硬度が改善してきます。

 

ですが、腸腰筋の滑走性が悪かったり骨盤腔の動きが悪い場合にはそちらも動きを出していきます。

 

まずはそれぞれの触診が出来て、動きの感覚を自身に取り入れていくことで治療的な介入もできてくるかと思います。

 

 

最近、感じていることは股関節の前方への移動が足関節に影響を与えてくるなーということです。もちろん足部の問題が先なのかもしれませんが。足部ー腰部関連を読んでいただければ当然だとわかっていただけるかと思います。

 

スウェイバックやフラットバック姿勢の方は要注意ですね。

 

股関節の前方並進で痛みを訴えている方がいまして、施術させて頂いていたんだけどなんだかすっきりいかない。

 

その場ではいいんだけどーなんて方がいましたが、距骨の前方並進がありましてこれの改善とともに痛みがなくなるという経験以来、足部も見ていて結果がでています。是非見てみてください。

 

痛みや運動の問題って一部の問題じゃないなって感じる瞬間です。