手根骨から上部胸郭を考察する。

 

皆さん手根骨に関してはどのように考えて、臨床的に捉えていますでしょうか?

 

BiNIの概念の中には塊となっている場所にはなんらかの意味があります。

 

なので、センターでの治療では骨が塊となっている場所を重要視しています。

 

例えば胸郭、脊柱、骨盤、頭蓋、足部、そして手根骨です。

 

なぜか?

 

それはこういった場所はある意味、遠位や近位の動きを保証している場所なんですね。頭蓋は異なりますが。

 

つまり、関節が動くときにうまいこと動作として成立するように細かい調節をしている場所です。

 

ですから、手根に関しては細かい操作が続く方 事務職や検査職、セラピストもそうですね。

 

現在はスマホの使用も問題の要因となっているような気がします。

(つまり大きく手を広げて握り、指を操作する。)

 

こういった職種では結構臨床では手根骨の問題が大きな問題を発生しています。

 

さて、これが手根の問題として発生すればシンプルですが臨床では少し複雑な症状を発生してきます。

 

上位肋骨の硬度が高い場合に、

斜角筋の緊張から頸部痛の訴えになっていたり呼吸苦や手の冷感の訴えがあったりします。

 

私はつい最近までこれらに対して肋骨自体の問題と捉えて臨床で一生懸命 肋骨をモビライゼーションを行っていたんですが、全然うまくいかなかったんです。

 

全然 動きが得られない!!硬さが取れない というのが私の上位肋骨の印象です。

 

ですが、この手根骨の問題を見つけ、

ここの硬度が改善した際に非常に良好な結果が上位肋骨に発生したんですね。

 

片麻痺の拘縮手をイメージして頂きたいんですが、屈筋優位の人ですね。

 

多くは近位手根骨 舟状骨や月状骨が手掌側に偏移しているのがイメージして頂けますでしょうか?

 

ここに柔らかくコンタクトしていると手掌が開いてくるという経験あるかと思います。

 

この際に頸部まで緩んで全身のアライメントが変わるイメージが無意識にあるんじゃないかと。

 

もし、ない方は近位の手根骨にそっと手を当てて、背側に滑れという意思をもって触ってください。

 

すると、上記のことが検証できます。