肘関節の評価

あったかくなってきましたね。諏訪は御柱祭もひと段落です。

 

さて、肘関節の評価と治療です。皆さん肘関節についてはどのように考えていますでしょうか?

 

私の印象は結構制限となっている人がいます。特に回内外ですが・・・

 

で、回内外が制限されるとどこで代償されてくるかと言いますと肩か手首です。

 

結構痛みの訴えがよくある部位ですよね?

 

さて、まず解剖学的特徴を確認していきますと、肘は腕尺関節と腕橈関節・近位橈尺関節の三つですね。

 

ここで安定性の高い関節は腕尺関節です。逆に少し緩いのが腕橈関節と近位橈尺関節です。

 

腕橈関節はよく見ると球関節状です。これは回内外の適合を作る上でものすごい仕事をしています。

 

回内の際には橈骨は遠位では尺骨を滑るよう動きます。近位では上腕骨関節面での内転してきます。

 

まぁー絶妙にコントロールしてきます。

 

さて、橈尺関節は輪状靭帯による支持が行われているわけですが・・・

 

ここは可動性に富みます。

自身の肘で確かめて頂ければと思いますが、上腕骨面で前後の動きが橈骨にはあります。

 

ここで橈骨が動かない場合に、多くの方が前腕が中間位になっているのではないでしょうか?

そして、

 

回外に行き難いと思います。

 

そして、橈骨頭が上腕骨の関節面に対して、外側にあるようなアライメントにある場合が多いです。

 

ここで、肘関節の屈曲伸展の可動域の制限がないようであれば、輪状靭帯の制限をとってあげれば回外の制限がずいぶん緩みます。

 

そうしますと、回内外の際に肩の外内転の代償動作が改善するので、肩周囲の疼痛の改善が得られてきます。

 

良く言われるのが、

 

「そん時はほんと効果あるかなと思ったけど2日経ったら良くなった。それから痛くないんです。」

 

可動域が出るってことはほんとに様々な波及効果が出ます。

 

やり方はどうにしても、

 

一つはその場で骨の遊びを含めた動きが改善すること。

 

もう一つは治療後も確認した際にその動きに再現性があることをチェックしていくと本当に臨床で結果が出ます。

 

是非、自身の方法を試してみていってください。手技はなんでもいいと思いますので。。。

 

 

BiNI、SJF、AKA、体軸、筋モビライゼーション、オステ、カイロ、ストレッチ、筋力増強でもなんでもそうですが・・・(ほかの方法もあるかと思いますが、私が経験がないものは語れないので。。。)

 

私が大切にしていることは

 

関節アライメントがいい位置にあって、そして可動性に富むことです。

 

ただ、基本的に関節アライメントがいいときに可動性は良いです。そして、出力も良好です。

 

逆は成り立たないことがあります。可動性に富むがアライメントが悪いことはあります。当然ですね。

 

そのためにも

 

まずは正常のアライメントは何かということがわからないといけないわけです。

 

触診練習していく意味がここにあります。触ることはそもそも可動域と出力の評価なのです。

 

熱くなりました。是非橈骨評価してみてください。