筋の出力を決定づける骨

筋力については学校教育の中でも学んできているのでお馴染みかと思います。

 

MMTで、我々が見ているものは 筋出力 だという話です。

 

筋力 と 筋出力 を別々に考える事が臨床上、大切だという事は当然です。

 

MMTは筋出力ですよね。じゃあ、筋力はどうやって見ていくのかという所ですが。

 

これは筋ボリュームです。 おおよそ1㎤の空間の筋実質に4kgの力が内在していると思っています。

 

(もちろん、筋の繊維方向や状態、血行の状況など様々な要素に左右されると思いますが・・・詳しい方おりましたらコメントください。)

 

そういうイメージで筋を触っていきます。1㎤=4kgのイメージで触っていく。そして、筋出力を見る。

 

これの繰り返しをする事で積み重なってくる「この筋だとこのくらいの筋出力が限界だろうな。。」

 

このイメージこそが非常に重要な要素です。

 

 

そうやって、やる中でこの筋ボリュームならもっと出力でるはずなのに、全然でない。

 

このときこそがセラピストの腕の見せ所です。

 

出力の制限をかける要素も多種多様です。

 

中枢の要因、疼痛、精神的なもの、滑走性などなどですが、

 

本日は起始と停止の話です。

 

基本的に 起始は支点として動きの固定となる側を言います。停止は反対に作用点となる動く側を言います。

 

もちろん、作用点がきっちりと可動域を保っていることが大事です。

 

良く見逃されるのは 起始部分の固定性です。起始部が筋の作用に伴って運動してしまう場合に筋出力は低下します。つまり、起始部の骨や組織が過剰運動部位であったり緩い場合であったりするときです。

 

 

臨床上、多いパターンとして腰椎の安定性が低いことによる腸腰筋の出力低下です。

 

腰椎不安定が原因となる脊柱管狭窄症では腸腰筋の機能不全が多く発生します。

 

その際に、足が上がらなかったり、股関節の可動域制限が強く発生します。

 

その場合に問題が股関節にあると思って積極的な股関節への介入をしても、、、正直なところいい結果は出ません。

 

ほんとに、いい結果が出ません。。。まったく出ません。。大事なことなので何度も言いました。

 

この場合、腰椎の安定性確保の為に脊柱のアウターマッスルと腸腰筋の相互張力による筋出力発揮を行っていると思います。

 

なので、こういった症例の場合には腰椎の動的安定を獲得していくようにコアを高めていくことになります。

 

この際、経験上 栄養の問題を抱えている症例が多いので ビタミンA による腸壁のケアと BCAAによるタンパク質補給を行うことも視野に入れつつ見ていくことが必要です。

 

基本的にAlb値が4.0以下では筋力増強を望めないです。

 

話が逸れてしまいました。

 

 

とにかく、筋を見る際には筋ボリュームと筋出力の二つをきっちりと意識して触っていくことがいいかなと思います。

  

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コメント: 1
  • #1

    Dacia Freeburg (金曜日, 03 2月 2017 10:38)


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