神経が直に触れる場所。

身体の部位には神経が直に触れる部位があるのはご存知でしょうか?

 

しかも、くも膜を直接触れる場所があります。

 

え?って思いますよね。

 

まず皆さんに整理して頂きたいのが頭蓋は3層の膜があるということです。

 

硬膜 くも膜 軟膜 です。

 

硬膜は外葉と言われる頭蓋の骨膜、これは脊髄と連結しません。

 

それと硬膜内葉と言われる骨膜の内側にあるいわゆる脊髄硬膜とつながるものに分かれる。

 

ちなみに、この外葉と内葉の間に静脈洞が入ってきます。

 

さて、さらに中にはくも膜があります。くも膜下腔というと脳脊髄のある空間ですね。

 

脳脊髄液には神経の老廃物の処理と神経系の液性の保護があります。

 

そこから軟膜があります。非常に血行に富んだ組織です。

 

軟膜は脳内に侵入する血管上にもあるそうです。

 

さて、ちなみに皆さんの中では神経上膜というと、どこから、神経上膜だと思いますか?

 

神経根のところ?はたまた脊髄内?・・・・ありません。

 

実はこれら硬膜などを末梢神経では神経上膜という、

 

名前上の違いでしかありません。

 

同一の組織です。

 

ということはですね。神経系は一つの袋で全身の神経が包まれているということになります。

 

なので、その大元である中枢神経系の硬膜に制限がある場合に非常に体の動きや神経の動きが制限されます。

 

硬膜の硬さの診方は

被験者は椅子に座って首を前に垂らすようにして、

そこから験者は頭蓋をそっと下方に押したときのテンションです。

 

さて、そう見ていくと、脳神経系というのは脊髄を介さないので、よりダイレクトに脳の状態を表している部位と言えます。

 

そして、神経系がもろに出ちゃってるのは 眼球 です。 眼球の強膜は脳の硬膜とくも膜(スネル解剖学より)だそうです。ある意味、そういう観点でいくと、眼球の動きや硬さも評価として重要な意義を持ってきそうです。

 

bini概念の中で眼球のテクニックがありますが、実は想像以上に奥の深いテクニックです。