胸郭

胸郭の問題はどこに出るかご存知でしょうか?

 

肩や肘、膝か腰椎に問題として発生してきます。要するに全身に出ます。

ですが、その場合に痛みの訴えは胸郭にはなく、末梢を訴えます。なので、クライアントさんは胸郭が問題だとは当然思っていないわけです。

 

胸郭の問題は様々な問題の根本原因となっているようです。

 

これは上半身重心やモビリティーが上下肢の振る舞いを決定づけることになっているからです。

 

特に、肩の問題や変形性膝関節症のクライアントさんは非常に上部胸郭や脊柱のトラブルが多いですね。

 

胸椎は人体の中で最も疲れや精神的な疲労が反映してくる場所です。

 

というのは、心臓や肺といった部位から交感神経反射を反映する部位が上部胸椎にはあるからです。

 

交感神経系の過剰なふるまいは胸椎硬度を高くしてしまうんですね。(spine dynamics療法より)

 

そして、これらの臓器の固定感覚は感情にも影響を与えてくると言われています。

 

脊柱のモビライゼーションやってもらうと精神的にも身体的にも楽になりますよね。

 

やってもらった事のない方は是非やってもらってください。

 

人間は体の動きから感情が生まれています。動かないことは感情の停滞になります。

 

例えば、

 

肝臓の硬さ は闘志やエネルギーを枯渇させ、人を保守的にします。

 

反対に感情の停滞が臓器に問題を起こすこともあるようです。

 

強い悲しみは脾臓の滑走性を低下させて硬度の高さを発生させることがあるようです。

 

胸郭という部位はもちろん骨格としても重要ですが、その中には臓器を格納しているわけです。

 

胸郭を骨と関節だけでとらえるのではなく、内部も含めて評価する。

 

このことで、胸郭という部位をより良く扱えるようになってきます。そして、いろんな問題に対して治療展開できるようになっていきます。