外反母趾

外反母趾の方は多いと思います。足部はトラブルの多い部位の一つですが、皆さんはどのように見ていますでしょうか?

 

中足骨の延長線に対して、25度以上基節骨が外転(外反)している場合に軽度~中等度の外反母趾になります。

 

この外反母趾がなぜ起こるのかという事を理解しないと拇趾と示趾の間に物を詰めておくようなことになってしまいます。

 

外反拇趾は必ず、中足骨の内転、内反を伴います。

これには第一列の背屈を伴いやすく(アーチがつぶれる方向は足趾の背屈を伴います。)

 

結果として、MP関節上で中足骨の転がりを制限してしまい。伸展時に中足骨と基節骨の上面が衝突してしまい。

 

第一列の伸展を制限します。

 

結果として、強直拇趾を伴う事もあります。いずれにせよフォアフットロッカーとトゥロッカーが制限されます。

 

そうするとターミナルスタンスは作れないということになります。つまり蹴れないということです。

 

外反母趾の方は蹴れない足だから蹴り足が出ないということです。

 

多くのセラピストは蹴れないとその責任を大殿筋が要因だと考えていることがありますが足部の要因であることは非常に多いです。

 

また、推進できない場合に股関節を代償的に伸展して推進力を形成しますがこの場合には股関節の不安定性を伴います。結果として殿筋の出力は低下します。

 

なので、足部の問題は股関節に問題を出すことが臨床ではあります。

 

ですが、股関節の問題だと思って触っていても実はよくならないのは、もしかすると足部が問題になっているからかもしれません。

 

さてさて、続きではありますが、第一中足骨が背屈・内転・内反している場合には横足根間関節は背屈・外転・外反しています。そうすると距骨下関節は底屈・内転・内反という回内運動をしているわけです。

(この文章をかくのに、模型を使いながら書きました。つまり、文章での理解は非常に難解です。)

 

つまり、アーチがつぶれていると、外反拇趾になりやすく蹴りだしが出にくいですというのが本日のお題です。