バックで効いてないんだよなぁ。

先週、夜練習の際に中枢の症例(脳幹梗塞)の運動制御が難しいという話になった。

 

その中で「意識下だと体幹の立ち直りなども伴っって運動できるのだけど、どうも無意識になるとその運動が発生しない」という話だ。その後、「とにかく、バックで効いてない印象なんですよね。背景がない。。」

 

中枢を見ているセラピストはうんうんとうなずいているかもしれません。

なるほど、とても共感できる。この現象について、理学療法2006 No.10にいい文献があったので一部引用致します。

 

以下引用

丹治は、運動と姿勢の制御レベルを神経系の3つのジェネレーターとして整理した。

1つはパターンジェネレーターと言われ、脊髄や脳幹レベルの、自動性の強い、定式化された反射運動を発現し、姿勢保持のための基本的な反射や筋トーヌスが調整される。次のアクションジェネレーターは中脳・橋レベルで定型的かつ複合的な、まとまった形の運動を生成する。例えば、歩行運動や姿勢反応がそれに相当する。第3のタイプは随意性の調整という性格が強い運動であり、より高次の凡用性運動ジェネレーターである。運動野レベルや運動前野、補足運動野などの高次運動野の働きが関与し、より随意的な運動を調整する。

これら3つのジェネレーターが正確に昨日するために、小脳や大脳基底核が運動調整の役割を演じる。

 

なるほど、バックで効いていない。