その痛みどうしてくれようか!!

臨床での痛みの訴えは多種多様ですね。

 

もちろん理学療法士に扱えるもの、そうでないものといろいろですが、基本的には炎症(夜間痛と4兆候)がない限りは評価し、何かしらの手立てがあるものだと感じます。

 

痛みの問診で大切なのは

 

安静時痛なのか、運動時痛なのか?

 

安静時痛の場合には、血管性の疼痛を疑います。阻血による痛みですね。

多くの場合は下肢、上腕外側の痛み、場合によっては臀部に痛みの訴えがあり、

同じ姿勢だといじれったい痛みだとおっしゃる事が多いです。

この場合の「入浴時に痛みは和らぎますか?」

全身が副交感神経になった際に、血管の拡張を伴って阻血が改善します。

 

その際に楽になる場合は血管の問題を疑います。多くは血管がトンネル状の部分を通っている所で狭窄されています。そこを緩む肢位にポジショニングを取った際には血管性の痛みと判断して治療を開始します。

 

運動時痛の場合には

まずは痛みがどのタイミングで発生するかです。

運動のはじめか、時間がたってからか。

 

運動開始時に痛みが出て、動いていくに従って楽になる場合はその部位に問題があります。

 

逆に時間がたってから発生する場合には、そこの場所ではないです。またこの際に考えられる事が筋の出力の問題です。疲労による関節不安定性の影響があるからです。

 

ここでの質問は

「朝と夕方どっちがしんどいですか?」

 

夕方は後者は疑いますが前者の場合には多くは筋膜の滑走性(多くは腹部臓器)が障害されています。

多くは、腰痛での痛みですが、場合によって肩周囲の問題でも朝に痛みが発生する人がいます。

だいたい、そういう人に限って寝相がいいんですと自慢げにいいます。(笑)

 

さて、もう一つ、神経性の伸長による痛みがあります。

 

これは各種テスト行って、痛みが再現できれば、それだ!!というようになります。結構臨床でも運動時痛だとまずはこいつを疑うくらい頻回です。

 

さて、神経にせよ、関節にせよ、運動時痛がかなり強い場合には炎症のような状況になっていることが多いです。その場合には動きは改善した、狭窄は改善した場合にもその場での痛みの軽減が出ないことがあります。これは炎症反応が改善するまでの期間であると思います。なので、正しいと思う事を理論的に組み立てて行う事は非常に重要ですね。

 

ちなみに仙腸関節痛を仙腸関節でなんとかしようと悪化させることがあります。

なぜ、仙腸関節に問題が起こるかの物語をきっちり考えておかないとですね。