サインはあったんだ・・・

実は当然の事を意識できるというのは体を診ていく上で非常に大事な事です。

 

相手の体を観察していくというのは非常に大事です。

そして、触った時に感覚を総動員するという事です。

 

大切になる事は生理学レベルをきっちり意識するという事です。

 

見る上で大切なこと。

 

皮膚の色やできもの・血管の怒張の有無、構造的な特徴、皮膚のみずみずしさ。

 

さて、どのように解釈するかです。

 

皮膚の色

かなり、皮膚の色は臨床的に重要なサインであるように感じます。

まず、赤い場合は考えられることとしては、毛細血管の拡張があるということです。

炎症兆候とともにチェックしていきます。また、踵や手などが赤い人はうっ血のサインにもなります。

 

青い(というよりは暗い)場合、阻血している可能性があります。

これは動脈が狭窄される場合に多いのですが、交感神経優位であったり、その部位の熱が低下している場所に見られることが多いです。触ったときに冷たいのであれば、これは循環が悪くなっている疑いがあります。

 

できもの

口唇周辺に赤い腫れものができやすい方は上部消化器の問題が多い傾向にあります。発生学上、口は内胚葉に近いですから、おそらくその関係で内臓の状況を表しやすいのかもしれません。また、循環が悪い所には細胞の異形成が発生しやすいという事も覚えておくと役に立ちます。

 

血管の怒張

なぜ、怒張する必要があるか考えます。皮静脈の怒張は深部の静脈による静脈血の還流が十分でない場合に発生します。つまり、奥のなんらかの組織の制限がある。あるいは近位に問題があるという事があります。

 

構造的な特徴

これはアライメントの観察という事になります。基本的によく摩擦などの負担が入る部位には皮膚の肥厚が発生します。足部ではこの事が非常に重要な手がかりになります。また、ある程度、細胞サイクルが早い場合にはこれらの反応が出にくく、サイクルが遅いとより強く硬質になるような事が自身としては経験にあります。

 

皮膚のみずみずしさ

これはいわゆる、透き通るような肌は健康状態が良い事を示します。触った中でさらに圧がどのように体に入っていくかもチェックすると良いです。乾燥が強い場合には粉っぽくなっているという事も重要です。乾燥するという事はどういう事でしょうか?いろんな要因があると思いますが考えてみてください。保湿剤を塗っていないからなんてのは答えになりません。原因となる動作もありますが(手洗いなど)それでは、個人差はなぜ出るのかです。

 

余談ですが、男女の魅力に感じるという事は本質的には健康チェックだそうです。

相手の健康状態をチェックし、遺伝的形質を確認する行為は自然にやっています。

 

それを理屈にして、細分化していく作業こそ人の体を診るという事なのかもしれません。

 

 

 それではまた。