統計学について

なんだかんだいって、医療も結果の出るものは残っていくし効果のないものは難しいと思う。

 

効果の出る出ないは「エビデンス」と呼ばれるものである。

 

さて、

 

基本的には所得が多い人の方が長生きするという統計がある。

 

ここで考えなくてはいけないことは 所得が多いから長生きするのかという事です。

 

では、所得をあげることをガムシャラに行って、他の健康の要素は一切気を使わなくても大丈夫なのか?

 

それとも、所得が多い事による他の因子(良い食事や生活リズム、環境、教育)によって健康になるのか?

 

つまり、ただ相関関係だった場合です。

 

 

 

臨床では、寝たきりの人の可動域練習に本当に効果があるのか?

 

これは如何ですか?

 

まず、この 効果 というものをはっきり定量化できるものにしなければこれは話になりません。

 

結果、またはアウトカムともいいます。

 

なので、いじわる先輩PTが

 

「それ効果あんの?」と言われたら、「何の効果でしょうか?」というのが正しい返答になります。

 

まぁ、このように答えた場合に、さらに過激な段階に入ることになりますが。

 

さて、では可動域制限の改善とした場合にどうか?

 

これを検証するためには、「もし、可動域練習をしなかったらどうなっていたのか?」

 

という事をしなければいけません。(反事実)

 

 

私が新人のときに、ある時に入所者さんが熱発が続いて、リハビリの介入ができなかった事がありました。その後、1週間くらいしてリハビリに入った時に驚愕しました。

 

可動域変わってない・・・・・・

 

唖然としました。じゃあ、必死こいてやっていた事は不毛だったのか?

 

というか、みんなそんな風に思いながらやってるのでは、、、と思う時期がありました。

 

 

さて、皆さんの中で効果判定は行っていますか?

 

私の中で効果判定をリハビリ前後で行っていないセラピストは正直諦めてるなと思っています。

 

評価→介入→評価 のこのセットを繰り替えす事が成長のコツです。

 

そして、通説と呼ばれるような方法は文献を読む事が大切です。

 

そこには、他者の苦労の世界があるわけです。

 

その経験を生かせば、意味のない事を繰り返していた自分にやたらへこむ事はしなくてもいいわけですから。

 

まぁーただ職人芸の世界なので、ある人がやるといいけど、ある人がやると全く効果がないという事がざらにあるのであれですけど。