胸郭

胸郭の硬さを変化させるのは非常に難しいもんだなと日頃から思っている。

 

もちろんその場でちょっと変わるとかそんなんはお求めじゃない。

 

毎回、同じ事をするのは不毛ですから。

 

といいつつも、1年間くらい胸郭をあっため続けたのはいい思い出です。

 

 

胸郭が固いというのはどういう事でしょうか?

 

人によって、かなり多くの答えが出てくるでしょうから

 

1、交感神経優位による吸気筋のスパズムと呼気筋の弛緩

 

2、胸郭内臓器の滑走障害

 

3、側彎

 

4、肝硬変による横隔膜ストレッチによる下部肋骨の制限

 

5、胸骨の前傾

 

などなど

 

大きく別けると

 

1.胸郭という運動器として捉える

 

2.内臓保護のための胸郭と捉える

 

どちらかです。

 

ちなみに側彎は後天的に起きた場合には内臓由来と言われている。

肝臓は非常に重量のある臓器ですから制限がある場合には健常な人でもわずかに側彎が発生します。

 

上部胸郭に関しては、肺、縦隔、心臓とあるんだけど、ここの硬さに関しては強烈で、

 

上腕の痛みと肩関節の制限に密接に関係します。

 

これは腋窩空間というパーツの制限によるものです。腕神経叢や鎖骨下動脈が通る空間です。

 

鎖骨下動脈は腕頭動脈として胸郭上口から出てくるんですが、これも狭窄されやすい。

 

なんちゅう厄介な部位・・・ここ1年くらいここはこね回してます。

 

さて、上腕の痛みが脊柱管狭窄症の人でここの痛みが多いのはコア昨日の低下による運動器としての

 

胸郭が問題を起こすためですね。

 

逆に側彎や肝硬変による横隔膜の機能低下は内臓を保護するものとして胸郭が問題を起こすためです。

 

胸郭は骨の中に臓器が入っているので、まずは中がつまっている か スカスカ なのか

 

を判別していくことろから触診を練習していくといいかもしれません。おもしろいですよ。