歩行レベルの脳血管障害の骨盤

骨盤に関して、触診ができるようになってくると脳梗塞、脳出血者の骨盤はなんちゅう固いんだとわかると思う。ここでは歩行レベルの脳血管障害の骨盤について書こうと思う。

 

さて、仙腸関節について、左右ともに動きが悪いことが多いがある法則がある。

非麻痺側は仙骨に対して腸骨が前傾あるいはニュートラルであるが、麻痺側は仙骨に対して腸骨が後傾しているという事である。加えて。麻痺側の筋力低下がある場合は上方への腸骨剪断が入ることがある。

 

これは、麻痺側の振出の際に腰方形金などの骨盤の引き上げに伴う動作と

麻痺側では骨盤が前傾となることが少ないからである。そのために、骨盤は非麻痺側へ回旋する。

 

じゃあ、これがなんだってことでいうと、

1、麻痺側の股関節の求心位が作れずに、股関節伸展は作れないし、立脚期の安定が作れない。

2、座位においても腰椎の側弯を伴い、姿勢筋緊張があがるとともに麻痺側下肢の筋力を低下させる。

3、ボディーイメージを低下させ、インナーの出力が発揮できなくなる

などなど

 

さて、では骨盤治すとする。しかしながら、これだとうまくいかないことが多い。

足部における内反が残っていることが多く、これが接地の際に麻痺側を長く感じさせることが多いようです。なので、楔状骨を中心に動かす。前足部の外反を麻痺の足部で作るのは難しいかもしれませんがそこをやるとなかなか変化がみられることが多いです。

 

ただし、根本的な脳の回復を促すという点では、やはりバイニーの理論が必要です。

半球間抑制を外していくって大事なんだなと日々感じています。

 

これは、脳卒中実践編BiNIに参加してみてください。バイニーの醍醐味でもあります。