結合組織2

こんにちは、コリハスタッフの山本です。今日は仕事がお休みなので、コーヒーを飲みながらのんびりとこのブログを書いています。

 

さて、前回の私のブログで結合組織について書かせていただいたのですが、皆さんご覧いただけましたか?

 

まだ見ていないという方は是非こちらから。

 

題をみてお気づきとは思いますが、そうです。今回も結合組織について書いていきます。

 

前回は結合組織の構造についてお伝えしたので、今回はその機能について少し触れてみたいと思います。

 

ここでいう結合組織とは固有結合組織のことで、特殊結合組織はその限りではないのでご承知ください。

 

結合組織とは全身を上から下へ、深層から浅層へすべての器官をつなぎ合わせ、まとめ上げるシステムだということは以前お話しした通りです。

 

 

 

①心臓や肺などそれぞれの器官はむき出しの状態ではとても脆弱ですが、結合組織によってパッキングされることにより保護されるとともに可撓性を得ることができます。

 

そのため動いたときにアークを描くことができ、一か所に力が集中することなく分散できるようになります。

 

また、可撓性があるということは外力を外せば元の形に戻ってくれるため、各器官の形態の保持が可能となります。

 

ジェットコースターに乗った時、内臓が浮き上がるような感覚を覚えたことがありませんか?しかしジェットコースターを降りればその位置は戻ります。それを行っているのが結合組織です。

 

結合組織はそれぞれ一つの器官に可撓性を与えるだけでなく、連続的に複数の器官をつないでいるためどこか一か所に外力が加わってもその部位に応力が集中することなく全体で分散できるシステムを持っています。

 

それぞれの器官を固有に連結すると、ある方向に外力が加わった際一番近くに応力が集中します。

 

下の図をご覧ください。矢印の方向に外力が加わった時、真ん中のつなぎかただと一番上の器官のみ大きく動かなくてはならずその部位の結合組織に大きな負荷がかかりますが、右のつなぎ方であれば全体で力をいなすことができます。

 

BiNIセミナー 統合的運動生成概念とその理解に必要なバイオメカニクス・運動器連結 資料より引用

 

 

②次に、結合組織は張力伝達に非常に重要だということです。

 

動物実験において下肢筋の張力を調べる際、下肢の結合組織(筋間中隔)のみを切断したものと切断しないコントロール群の張力を調べると、どちらも筋繊維は温存しているのに結合組織を切断した群で張力が10%低下したという報告があります。

 

それはつまり、結合組織が傷つけば得られる筋の張力が減るということです。

 

 

③これらの機能に加え、結合組織にはすべての感覚受容器が発見されています。平滑筋繊維まで見つかっているようです。

 

そのため、外力が加わるとその感覚は中枢神経系に立ち上がり、それに伴った振る舞いを見せます。

 

固有感覚の窓口として重要になるため、結合組織がゆがんでいれば当然中枢神経系に立ち上がる感覚もゆがんだものになります。

 

ゆがんだ情報からはゆがんだ出力しか起こりません。

 

ということは逆に言えば、結合組織をいい状態に保てば、運動も「勝手に」いい状態になるということです。

 

④最後は驚きの法則性についてです!

 

結合組織にはすべての感覚受容器が存在するといいましたが、平滑筋繊維があるということは、そこには交感神経繊維も伸びてきているということです。

 

つまり、中枢神経系から遠心性にもその張力を調整されている可能性があるということになります。

 

その調整機能を担うのが前庭システムです。

 

これについてはBiNIのセミナーSTEP6で細かく触れているため、そこで聞いてください。笑

 

私はこの法則性を知って、治療の幅が大きく広がった気がします。

 

 

まだまだお伝えしたいことはあるのですが、まとまりがなくなってきたのでこの辺で終わりにします。。。

 

色々ごちゃごちゃと言ってきましたが、お伝えしたかったのは「結合組織ってすごい大事!」ってことです。

 

このブログを読んで「よし、結合組織に介入してみよう!」と思う方が一人でも増えることを祈って!!

 

 

コリハスタッフ 山本理恵子