足部のアーチ構造2

 

こんにちは、コリハスタッフの山本です。

 

最近急に寒くなり、体調を崩している方が多いような気がします。

 

私もみごとにその波にのって風邪をひき、鼻水が止まりません。。

 

流行には敏感なもので。笑

 

冗談はさておき、今回も前回に引き続き足部のアーチ構造についてお話ししていきます。

 

前回のブログをご覧でない方はこちらから。

 

以前お伝えした通り、安静立位であれば足部のアーチは骨のアライメントと結合組織の弾性力と張力によりほぼ保たれています。

 

今回お伝えするのはアーチを形成する要素の「自動的な筋の力」についてです。

 

 

歩行など、動作の中で特に内側縦アーチを支持する重要な筋が後脛骨筋と長腓骨筋です。

 

後脛骨筋は内側縦アーチを支えるもっとも強力な筋であり、長腓骨筋は横足根関節のロックや第一列の底屈に主に作用します。

 

これらの筋が協調的に作用することで動作中もアーチが保たれるとともに過度な回内方向への動きを防いでいます。

 

ここで知っておきたいのが、先に出てきた「列」という足部の見方です。

 

聞き覚えのない方もいるかもしれませんが、足部の動きを理解するうえで大切な評価ポイントとなります。

 

列とは楔状骨と中足骨からなる部分で、第一列:内側楔状骨と第1中足骨、第二列:中間楔状骨と第2中足骨、第三列:外側楔状骨と第3中足骨、第四列・第五列は中足骨のみで構成されます。

 

その中でも第一列の可動性は母趾のMP関節の可動性と密接な関わりがあり、歩行時のフォアフットロッカーに影響を及ぼします。

 

 

母趾MPを十分に伸展させると第一列は底屈し、反対に第一列が背屈しているとMPは伸展できません。

 

第一列が十分に底屈しないと歩行中のウィンドラス機構が十分に機能できず、前方への推進力が得られにくくなります。

 

自分の足を動かしてみてください!中足骨を上に持ち上げた状態でMP伸展させるのと、中足骨を下に押し下げた状態でMPを伸展させるのでは動きやすさが全く異なることを感じていただけると思います。

 

 そして、アーチを形成する主要な靭帯は第一列に付着を持たないため、第一列の底屈は中足骨と内側楔状骨に付着を持つ筋の振る舞い次第で決定されます。

 

後脛骨筋と長腓骨筋が協調的に働くことが必要になるわけですが、特に長腓骨筋は距骨下関節が回外位になることで本領を発揮します。

距骨下関節が回内位では長腓骨筋の張力は第一列を内転させる作用の方が大きく底屈に作用しにくくなります。 

逆に回外位では第一列を底屈させる作用の方が大きくなります。

 

 

ここまで理解していただくとなんとなく臨床にも応用がきいてくるのでないでしょうか。

 

ということで今回はここまで。

 

私も頭の中を整理しながらブログにまとめていきたいと思います!!

 

 

 

みなさん乾燥、寒さ対策をしっかりして風邪の流行には乗らないように気を付けてくださいね(^^)

 

ではまた次回!

 

 

コリハスタッフ 山本理恵子