足部のアーチ構造3

こんにちは、コリハスタッフの山本です。

 

 

すっかり風邪も治り元気になりました!!

 

 

 

ってことで前回ブログの続き、後脛骨筋と長腓骨筋についてもう少し理解を深めていきたいと思います。

 

 

前回のブログをご覧でない方はこちらから。

 

 

 

動作時に足部のアーチを保つうえで重要になる筋が、後脛骨筋と長腓骨筋ということは前回お伝えしたのですが、今回はそれらの筋の特徴について書いていこうと思います。

 

 

前回解剖学書の図を載せましたが、これらの筋はとても細く頼りない筋肉に見えませんか?

 

 

こんな細い筋が体重を支えてアーチ形成をしているなんてなんか嘘っぽいですよね。

 

 

ではどうしてこんなに細い筋がアーチ形成に貢献できるか考えてみましょう。

 

 

その秘密は、後脛骨筋も長腓骨筋も羽状筋という筋の形状をもつことです。

 

 

羽状筋とは名前のごとく羽のような形をしていて筋線維が斜めに走っています。

 

 

「筋力は筋の断面積に比例する」というのはみなさんご存じだと思いますが、その断面積とは「生理的断面積」を指します。

 

 

生理的断面積とは、筋線維に沿って直角に切った面の面積のことです。

 

 

そのため一見細く見える筋でも筋線維が斜めに走っているため、生理的断面積は広くなります。

 

 

後脛骨筋も長腓骨筋もそのような性質をもつため、細い筋ですが強い張力を発揮することが可能というわけです。

 

 

 

 

 

筋の特徴が分かったところで絶対にお伝えしておきたいのがPTTD(PTD)についてです。

 

 

聞いたことあります?私は足部のセミナーに参加するまで全く知りませんでした。

 

 

PTTD(Posterior Tibial Tendon Dysfunction:後脛骨筋腱機能不全症)

 

 

 

PTTDは進行性であり潜在的なものが多いとされています。

 

 

後脛骨筋の機能不全が起きるので、アーチがつぶれてSTJ回内方向へ誘導されてしまいます。

 

 

よって偏平足となり外反母趾などを引き起こします。

 

大きな張力を発揮する筋だからこそ、機能不全を起こすと様々な症状をきたします。

 

 

 

 

 

頭痛の原因になることだってあるんです。

 

 

しかし、PTTDは整形受診で見過ごされやすいためセラピストが早期に発見しDrに診断してもらうことが重要となります。

 

 

もっとも簡単な所見としては圧痛です。

 

内果後方から後脛骨筋の走行に沿って圧痛を確認します。

 

 

また、立位で足部を後方からみたときに、より多くの足指が観察できるかどうかもPTTDの所見となります。(too many toe sign

 この他筋力などをみて必要に応じてDrに診断してもらいましょう。

 

 

では、PTTDだということがわかったらどうしたらよいか。

 

 

有効なのは足底板です。

 

 

徒手でどうにかできる程度の場合もありますが、進行している場合は足底板が必須になるかと思います。

 

 

 

私は足底板について詳しく話せないので、専門のセミナーなどで理解を深めていただければと思います。笑

 

 

でも一つ言えることは、オーダーメイドの足底板はめっちゃいいです!!

 

 

私もPTTD予備軍だったのですが、オーダーメイドの足底板を使うようになってから、圧痛、筋力の改善を認めました。

 

 

今ラバーの張り替えに出しているので使えないのですが、疲れやすさがまったく違います。

 

 

足の状態ってこんなに身体への影響が大きいのかと、身をもって感じています。。。

 

 

 

こんなに足のことばかり話していると、患者さんの足をちょっと見てみようって気になってきませんか?

 

 

ぜひ見てみてください!足部に腰痛や膝痛の原因が隠れているかもしれませんよ。

 

 

 

 

 

 

 

足部の話はこのくらいにして、

 

 

今月もナイトセミナー開催します。

 

 

先月から始まった末梢神経のコース、第2回は上肢編です。

 

 

第1回の総論に出ていない方も大歓迎です!!

 

代表の小口がとってもわかりやすく末梢神経の解剖について話してくれます。

 

 

前回に引き続き楽しい実技も行う予定ですので、是非多くのご参加お待ちしております。

 

 

お申し込みはHPより!

 

 

 

 

それから、それから!!!

 

 

以前お伝えしましたが、来年22日に開催する「手術のすべてと最新知見」セミナーの募集を開始しております。

 

 

信州大学医学部付属病院の中村幸男先生をお呼びして、部位別に術式について解説いただきます。

 

1回は股関節の術式についてお話いただくとともに、先生が熱心に研究されている骨粗鬆症についても最新の知見をお話しいただく予定です。

 

実技のご提案もさせていただくので、翌日からすぐ臨床に汎化できること間違いなし!

 

コリハの東京進出第1弾!!私も楽しみにしています(^^)

 

 

こちらもお申し込みはHPよりお願いいたします。

 

 

                           

 

それではまた!!

 

コリハスタッフ 山本理恵子